こころ音プロジェクトで歌づくり ~被災地復興を祈って~

  • 2011.12.29 Thursday
  • 12:52

JUGEMテーマ:大震災後の復興支援


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詳しくはこちら ⇒ 花言葉は”夢かなう” ブルーローズキャンペーン

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今年もあと3日になりました

辛いことのたくさんあった2011年
2012年は善き年になるよう、心から願う年の瀬

25年ぶりに歌を創っています

JASRAC(日本著作権協会)のこころ音プロジェクトに
参加するためです

こころ音プロジェクトは、JASRAC会員が
著作物使用料を一定期間、「こころ音基金」に供出し
震災復興支援に役立てる取り組みです

学生時代から26歳まで、詞を書いていました
いまでも、ほんの少し、当時の作品の印税が入ります

筆をたたんで25年…

新幹線で移動中に、言葉がまいおりるようにやってきて
ワンコーラスがあっけなく、書けました

25年前に組んでいた相棒の作曲家を探し出したら
数年ぶりに電話がつながった時、彼はなんと福島にいました

このまま埋もれるくらいなら、被災地の役に立ちたいと
仕事を辞めて、住まいをたたんで、車で寝泊まりして
福島原発の近くで、瓦礫撤去の仕事が出るのを待っていたのです

彼に、こころ音プロジェクトへの参加を打診すると
すぐに楽器を預けてある千葉へ戻り、東京の知人宅に居候して
楽曲づくりに入ってくれました

今年のクリスマス、曲が仕上がり、一昨日、メロオケが届き
本日は相棒が寄宿している先で、歌入れが行われています

どんな歌になるのだろう

流行歌は、詞と曲と歌い手の3拍子がそろって
はじめてヒットすると言われます

ヒットすれば、著作権料がたくさん入り
復興支援のための基金に、より貢献できるわけだから
よい作品を創りたい

ヒットしなくても、基金に貢献できなくても
被災地へ「ずっと、一緒にいます」という想いを伝えるために
よい作品を創りたい

メロオケが届いてから、歌入れまでの2日間

メロディやリズムによりフィットする言葉
ビートにのれる言葉、心をつなぐ言葉を選び続けました

まだまだ・・・という未練を残しながらも
それでも精一杯の言葉の花束を、今朝
相棒にバトンタッチすることができました

本日の歌入れで、きっと、歌には魂がこもる…

上手くいけば、みんなで希望をシャウトするような
そんな歌になるはず…

こころ歌の誕生を願い、音源の仕上がりを待っています

2012年が善き年になるよう
この歌を捧げたいと思います

被災地復興のみならず、世界の平和
世界中の人々のこころの安寧を祈っています
 

2011年の日本へのX'masギフト  〜南三陸町中継映像「高台へ」 一万人の第九より〜

  • 2011.12.24 Saturday
  • 20:47

JUGEMテーマ:大震災後の復興支援

 
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※ご参加はこちら ⇒ 一般社団法人日本メンズファッション協会 特設サイト
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Very Merry X'mas!

2011年のクリスマスイブを如何、お過ごしですか

クリスマスは、互いの幸せを願い、祈り合う日です

今年は、東日本大震災で被災された方々が
天国で、地上で少しでも幸せを快復されますよう
心から願い、お祈りしたいと思っています

そして、2011年のクリスマスプレゼントとして
南三陸町の詩人 和合亮一さんの詩 「高台へ」を
皆さまにお贈りいたします

使命とは、命を使うと書きます
命の使い方を教えられる詩です

和合亮一「高台へ」南三陸中継 www.youtube.com

サントリー「1万人の第九」で流された映像です
(12/4 於:大阪城コンサートホール)

祈りをささげるような佐渡裕さんのタクトで
スーパーキッズ・オーケストラが奏でる「G線上のアリア」

心が洗われるようです

クリスチャンでない皆さんも、クリスマスのお祈りの代わりに
ぜひ、ご覧ください
 

とっておきの夜は普段着で 〜発泡性ワインの気楽な楽しみ方〜

  • 2011.12.19 Monday
  • 09:44
JUGEMテーマ:ワイン

とっておきの夜は普段着で
〜発泡性ワインの気楽な楽しみ方〜


[東海総研マネジメント 1998年12月号掲載]

 クリスマスにはこの世でいちばん好きな人と過ごしたい。部屋をあたためて、飾り棚のグラスを洗って、普段着のままで。そんな夜には迷わずにシャンパーニュを選ぶ。耳を澄ませばピチピチと、踊るグラスの華やぎが人の心も躍らせる。

 そのシャンパーニュも昔はくすんだ白ワインで、「灰色の酒」と呼ばれていた。言ってみればどぶろく。ここに炭酸ガスを閉じ込め、泡のたつ透明の美酒に仕立てたのがドン・ペリニョン…といわれる。でも、本当は、様々な畑の優れたふどう液をブレンドして、シャンパーニュの味を高め、宮廷好みの素敵なお酒にした人らしい。一七世紀のこと、ドンさんは坊さんで修道院の酒庫係だった。後世に、モエ・エ・シャンドン社がその名を称え、自社の格上(プレステージ)の商品を“ドン・ペリニョン”と命名した。ご存じの“ドン・ペリ”である。
 
 ドンさんは立派だが、ドン・ペリはちょっと不届きだ。安売り店にも出回る昨今なのに、特に夜のお店で飲むと請求書がこわい。そもそもシャンパーニュの多くは値段も贅沢だ。ドン・ペリのような格上の収穫年(ヴィンテージ)ものは尚更、ましてレストランやバーでの値段は小売価格のニ〜三倍。気楽に味わえるものではない。

 そこで、シャンパーニュをリビングや寝室で楽しんでみる。とっておきの夜には、洗練の極み“クリュッグ”やロシア皇帝ご用達“ルイ・ルドレール クリスタル”、花柄の色絵ボトルが美しい“ベル・エポック”、白ぶどうだけで作られる“サロン”などを奮発したりして…。

 高嶺の赤ワインも同じように気楽にやりたいけれども、扱いが少しやっかいだ。温度、抜栓のタイミング、デカンタージュ(移替え)、料理。その点、シャンパーニュは和洋中、どんな料理にも合いやすく、お気に入りのワインクーラーさえあれば優雅な晩餐が実現する。

 念のため、特別の演出は別として、発泡性ワインのコルクは音をたてずに抜くのが正しい。音のでる抜き方は、コルクが飛んで危ないから。ナプキンなどで抑えてゆっくりと抜く。炭酸ガスが手のひらを押し上げてきたらコルクを慎重に倒し、ボトルの口の隙間からブスッとガスを放つ。

 さらに念のため。シャンパーニュとはシャンパーニュ地方で作られる発泡性ワインのこと。その他のものをフランスではヴァン・ムスー、イタリアではスプマンテ、スペインではカヴァ、ドイツではゼクト、英語ではスパークリングワインと呼ぶ。

 さて、わたくしにとって最も贅沢なワインは今のところ、シャンパーニュでも偉大なシャトーでもない。ある初冬の夕暮れ、仲間たちと繰り出したヨットの上でわたくしは誕生日を迎えていた。男友だちが操る船のオーナーズデッキに身をあずけ、プラスチック製のグラスで乾杯したのはロゼの発泡性ワイン。カリフォルニア産のスパークリングワインで、二千五百円ほどだった。

 ワインの価値はラベルや値段では決まらない。
 
<今月のワインリスト>
 シャンパーニュは伝統的に黒ぶどうと白ぶどうから作られるが、ブラン・ド・ブランは白ぶどうのみ。エレガントな味わいが身上だ。中でも英国王室御用達ランソン社の“ゴールドラベル・ブラン・ド・ブラン”のふくよかなボトルには、上質のエレガンスが仕込まれている。

 香りも泡粒も柔らかで、繊細な酸味にほんのりと甘い印象が残る。ランソンといえば力強さが特長だが、そのスタイルを超えたブラン・ド・ブラン(白の中の白)。塩のニュアンスや石灰香も豊富で、和の肴にもいろいろと合いそうだ。

 さて、とっておきの夜には偉大な赤ワインも試したい。仏ボルドー地方メドック地区には、1855年から継がれる格付けがある。“五大シャトー”とはこの格付けの第1級であり、5つのシャトーを筆頭に、特に優れたワインたちが第5級までに格付けられている。

 “王のためのワイン”と称するグリュオ・ラローズは第2級。よく熟成すると、芳醇な果実味に、古典的な造りが放つ動物香が溶け合って艶めかしい。’93はまだこなれていないものの、今でもすでに楽しめる。たっぷりと濃いローブ色が大人のクリスマスを祝福する。

‘90ランソン・ブラン・ド・ブラン¥9,700
‘92シャトー・グリュオー・ラローズ¥9,500
*ワインの価格は1998年当時のものです。

取材協力:丸栄百貨店/サントリー株式会社

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